前書き
こんにちは。十六茶です。シーズン4お疲れさまでした。毎シーズン言ってる気がしますが、今シーズンは本当に本当に辛かった。
そんな中初の2100という記録を残せたので本当に今シーズンは満足しています。
という訳で今シーズン使ってた構築を自己満足に晒していきます。Dr.Latencyとじゅうろくという名前で潜ってました。当たった方々、対戦ありがとうございました。並びはこんな感じです。
Dr.レイテンシーなのにアバターが魔理沙とはこれ如何に。(伝われ)
構築経緯
環境に多いカバマンダコケコ、バシャレボルト、ガルスタンに対して初手から圧をかけることができる挑発超Zテテフが強いと判断し、そこから展開する構築を組むところからスタート。
むかさんの構築を参考にテテフと相性の良い雷パンメガバシャ、グロス+地面枠を見れる水Zパル。
テテフミミッキュ@1という強力な対面選出を実現するため、汎用ストッパーとしてタスキミミッキュ。
マンダ軸に強く、地震しかウェポンのないカバを起点にする挑発格闘Zレボルト。
最後にここまでで重いガルドを1撃で葬れる他、バシャを通すために役割集中をかけられる珠ガブを入れて完成。
個体解説
バシャーモ@バシャーモナイト
特性:もうか→かそく
性格:いじっぱり
努力値: 0-252-0-0-4-252
実数値(メガ前): 155-189-90-*-91-132
実数値(メガ後): 155-233-100-*-101-152
ASぶっぱ。無振り通常ギャラが威嚇込雷パンチで確定で落ちる。
この構築唯一のメガ枠。サイコフィールドや後述するポケモンたちの選出誘導と合わせるとかなり止まりにくいと考え、本パーティのエースとして採用。
ミラーが多発するメガバシャは陽気最速安定の時代と言われている(気がする)が、結局それはどちらも加速していない状態で対面したときの話であって実戦ではどちらかが既に加速している場合が多い。その為自分は陽気にするメリットを感じられず突破力重視の意地で採用した。
また、レボルトと並べると嫌でも相手にバトンを警戒させることができるため雷Pを予想される動きを全くされず、バシャレボルトを見て投げてくるASメガギャラドスを何度も雷パンチで葬ってくれた。
勝ち試合ではほとんど膝を割らない神の膝を持っていた。
霊獣ボルトロス@カクトウZ
特性:ちくでん
性格:おくびょう
努力値: 148-0-4-100-4-252
実数値: 173-*-91-178-101-168
カバマンダコケコや受けループ、バンドリマンダなどに刺していく挑発搭載耐久振り格闘Zレボルト。バシャと並べる事に加えこのフォルムだと全くと言っていいほど挑発が警戒されず、初手で投げられる地震しかウェポンがないカバを起点に何度も3タテしてくれた。また、ここまで耐久に割くとCSに比べて積んだ後にストップされる事が格段に減ったため、相対的に突破力は上がった印象。
ただ、Cを削ったうえめざ氷を搭載していないため、普通に捨て身連打されるとマンダに負ける事があるのが課題。
受けループに対して滲み出る殺意その1。
カプ・テテフ@エスパーZ
特性:サイコメイカー
性格:おくびょう
努力値: 172-0-132-4-4-196
実数値: 167-*-112-151-136-154
技:サイコショック ムーンフォース しぜんのいかり ちょうはつ
意地ガルの捨て身急所非考慮で82.5%で耐え
陽気マンダの捨て身最高乱数切り耐え
意地メガバシャのフレドラ確定耐え
意地ミミッキュのZじゃれつく確定耐え
臆病ウツロイドのヘドウェ最高乱数2つ切り耐え
準速メガガルーラ抜き+1
初手に投げ相手の鋼を呼びバシャが加速する1ターンを作るのが主な仕事。メガガルの捨て身を耐え、反動込みで吹き飛ばす為火力は最低限に抑え物理耐久に厚く振った個体。
挑発でカバやポリ2の展開を阻止できる、初手ゴーストZでなければミミッキュにもショック→Zショックが安定する、腹太鼓マリルリストッパー、初手ガッサに対して挑発→ショック→バシャバックで安定する、初手に出てくる中途半端な耐久のポケモンを1撃でふっ飛ばせるなどバシャの起点作りの枠を超えて大活躍してくれたポケモン。本構築のMVPをあげるなら間違いなくコイツ。
受けループに対して滲み出る殺意その2。
パルシェン@ミズZ
特性:スキルリンク
性格:のうてんき
努力値: 0-172-0-100-0-236
実数値: 125-137-220-118-58-120
技:ハイドロポンプ つららばり こおりのつぶて からをやぶる
陽気メガメタグロスの雷パンチ+破った後のバレットパンチ96%耐え
陽気メガボーマンダの一舞捨て身タックル高乱数耐え
S+1で最速グロス抜き(岩石封じ1回くらう前提)
以下破った後で計算
氷の礫で無振りメガボーマンダが最低乱数2つ切りで落ち
氷柱針でばけのかわ込みH振りミミッキュを高乱数で落ち
ZドロポンでH振りメガグロス確定1発
地雷枠その1。テテフ展開が苦手とするグロスや、1回舞ったマンダを起点に切り返していく事を目的とした調整を施した結果、のうてんきという謎の性格に行き着いた。なお、グロスにひるみおっけいされると普通に起点にできない。
3Z構築だが、パルは役割対象がいないパーティに対しては完全に置物であるため選出が窮屈に感じることはほとんどなかった。
選出こそ少ないが選出誘導能力は一級品であり、テテフと一緒にパーティにいるだけでバシャやガブの餌である鋼をホイホイ呼び込む看板娘。だが男だ。素ドロポンは信用しちゃいけない。
ガブリアス@いのちのたま
特性:さめはだ
性格:いじっぱり
努力値: 12-236-4-0-44-212
実数値: 185-198-116-*-111-149
技:げきりん じしん みがわり つるぎのまい
地震でH振りガルド確定1発
2舞逆鱗でB特化クレセを確定1発
無振りクレセの冷ビ+珠ダメ1回+ゴツメダメを冷ビの最高乱数切り耐え
準速ミミッキュ抜き
地雷枠その2。ガルクレセ系統やグロスレヒレ系統を中心に投げ、クレセやレヒレをガッツリ削る枠。出せる機会はあまり多くないが、バシャ対面で身代わりしたり、強引に突っ張ってくるゴーストZガルドを1撃で吹き飛ばすイージーウィン量産機。ドヒドグライカグヤをコイツ一匹で粉砕したときはやっぱこいつがナンバーワンだわって思った。
21チャレを通した神ポケ。
受けループに対して滲み出る殺意その3。
ミミッキュ@きあいのタスキ
特性:ばけのかわ
性格:いじっぱり
努力値: 0-252-4-0-0-252
実数値: 130-156-101-*-125-148
技:じゃれつく シャドークロー かげうち つるぎのまい
ASぶっぱ。余りをBに振るとミミッキュミラーのシャドクロの乱数が大きく変わるのでタスキがバレない時がある→Zを警戒させられる(かも)
友人に使われて強さを痛感させられた行動保障2回ミミッキュ。ストッパー性能の高さはもちろん、タスキと皮を盾に強引に後出ししたりする動きもできる汎用性の塊。というか弱い訳がなかった。
基本はその圧倒的ストッパー性能を存分に発揮させるためにラス1に残す動きを優先するが、困ったらコイツ出しとけ感も非常に頼もしく先発にもちょこちょこ出してた。
また、起点作りを駆使され相手のバシャが先に加速してしまった場合はテテフに対するフレドラの反動+こちらのバシャ守るで膝を空かす+ミミッキュで膝を空かすというルートで処理も可能。
20チャレでシャドクロ急所ぶち当てて完全勝利した神ポケ。
選出パターン
VSバシャレボルト、ポリクチ等
多分このパーティで最強の対面選出。上記の系統以外にもこの選出をよくする。というか迷ったらこの選出しかしていない。だいたい6割はこのパターンだと思う。殴られる前に殴り切る。簡単だな。
VSカバマンダ系統 (or)@1
レボルトパルって並んでるからマンダなんて出てこないと思っていましたが現実は被選出率8割。バシャを受けられるポケモンがマンダしかいない場合はパル、レヒレやアシレと同居している場合はレボルト。@1はガブかミミッキュ。一度だけテテフレボルトパルという選出をしたが、持ち物が全員Zで笑った。
VSグロス系統
ほぼ初手にグロスが投げられる為そこにバシャを合わせて裏を確認するところからスタート。ガブやバシャでパルを止めに来るレヒレやガルドを削り、相手の地面枠かグロスをこちらのパルと対面させて積んで崩していく。
VSガル系統
初手突っ張てくるガルはテテフのZショックでふっ飛ばす。クレセやドヒドイデなどのバシャ受けをどうにかできればバシャを通しやすいパーティが多いため、ガブで役割集中をかけバシャを通す。たまにガブの枠がミミッキュになる。
VS受けループ
ゲンガー入りにはガブから、いない場合はレボルトから入る。
とにかく挑発身代わりを駆使して崩していく。パルやバシャの選出誘導のおかげでグライオンがほとんど出てこず、今シーズンの受けループに対する勝率は8割を超えていた。
この構築で重いポケモン
何をされても辛い。ダストでテテフが死、水手裏剣でバシャ、ミミッキュの皮と襷が死、冷凍ビームでガブとレボルトが死、特殊技を持っている時点でパルが死。バトルスポットなんて目立つとこから足洗って忍びの里に帰ってくれ。
草結びグロス
パルで起点にしたかった。(無振りでもパルが確定1.5匹死ぬ)
上手い事地面枠をパルの起点にして殴ればOKだが、レヒレと同居のパターンが多すぎて禿げた。
特殊技もちマンダ
パルで起点にしたかった。(2回目)
レボルトも役割破壊されるため無理。身代わり龍舞が大半を占めてたから切ってる。
ほぼ出てくる。体感初手に出てくることが多いのでガブを合わせて珠地震でふっ飛ばせればいいが、裏から出てくると基本バシャガルド対面でキンシ択が発生する。
レボルトがヘドウェを搭載していないためセットで出されたらこのサイクルを崩すことは不可能。ブルルが出てこないことを祈るしかない。
ラティオスはバシャの膝2発で沈むためまだマシだが、こいつは本当に無理。個体数が多くなかった為切ってる。
イーブイバトン
ミミッキュやバシャーモの攻撃回数を限界まで伸ばしてバトン先に急所をぶち込むしかない。レートで当たったら事故くらいに思ってた。
この構築の改善点
特に重く感じたのはゲッコウガ、ボーマンダ、メタグロスの3匹でした。特にゲッコウガに関しては本当にこの構築組んだ奴は頭にドングリでも詰まってんのかってくらいには何もできません。
また、挑発レボルトは環境に刺さっていたと強く感じましたが、この枠をコケコに変えたら上記の3匹に対してはマシになるので、とりあえず次のシーズンの最初はレボルトの枠をコケコに変えて色々やっていると思います。
QRコード
使用感が気になるポケモンがいましたらぜひぜひ。
後書き
改めてシーズン4お疲れ様です。今シーズンは最終日になるまで2000にすら乗らず、半分泣きながらレートをしていました。「キャスで20チャレすると成功する」というオカルトのチカラで2000には乗せたものの、とてもではないですがこれ以上舞う気分にもなりませんでした。
ですが、いつもお世話になっている通話窓のみんなが最終日追い込みレート通話をするとのことでそれに飛び入り参加し、みんなで絶叫したり発狂したり台パンしながらモチベを維持しつつ朝の4時くらいまでレートをやっていました。
その結果、今まで体験したことのない高レート帯でもリラックスし普段のプレイングができたこと、マッチング運が良く切っているポケモンにあまり当たらなかった事が幸いし、2100という結果を残すことができました。
本当に出来過ぎた結果です。絶対に一人部屋で音楽を聴きながらレートしていたらこんな結果は残せていないので通話窓の人たちには感謝しても感謝しきれません。マジでありがとう。
スペシャルサンクス
構築の原案を頂いた(パクった)むかさん
メガバシャの石をくれたマツリカちゃん可愛いさん
最終日発狂しながら20チャレキャスしたら見に来てくれたみんな
最終日朝までレートに付き合ってくれた通話窓のみんな
ここまで読んでくださった方々。ありがとうございました。また来シーズンに会いましょう。