こんにちは。十六茶です。今シーズンは2000を超えることができました。が、プレミアムフライデー効果なのか知りませんがPGLが更新されず結果が確認できていません。とりあえず今シーズンは私用によりもう潜らないと思うので公開です。結局潜りました。
並びはこんな感じです。
*追記*
結果2001でした。
*追記の追記*
嬉しいことに自己最高レートを更新しました。(2045)
その後ボロクソ負けたので今度こそ潜りません。(固い決意)
構築経緯
ある日の朝の僕「ライカガブめっちゃ運用しやすそうじゃね?」
解禁前のメガクチメガサナがいないのは当然として、スキン系が軒並性能ダウンしたためニンフィアも環境におらずマンムーにさえ気を付ければヤチェHDガブ、いわゆるライカガブが使いやすいのではと思いこいつから展開する構築を組もうと思いました。
方針は展開系ということで今までまともに触ったことのないバシャバトンを使うことに決定。あとはバトン先ですが、ミミッキュや天然に止められるのが嫌だったのでメガギャラを選びました。サブのバトン先にはギャラとの攻撃範囲の保管に優れるメガメタグロスを採用し、残りのメンツは初手マンムーをなるべく誘わない裏選出にするため、環境上位に強い(と聞いた)グロスレヒレを作るためにレヒレとそのグロスレヒレとの補完に優れるロトム炎を採用しました。
個別紹介
ガブリアス@ヤチェのみ
性格:ようき
特性:さめはだ
努力:252-4-28-*-116-108
実数:215-151-119-*-120-149
技:岩封ステロ毒々吠える
調整:いじガブの地震低乱数2発(瀕死率15.2%)
ひかえめテテフのムンフォ確定耐え
ヤチェ込で珠ゲッコウガのれいとうビーム確定耐え
D>B ダウンロード対策
準速ミミッキュ抜き(コイツ>準速ミミッキュ>準速テテフ)
解説:
ライカガブをサンムーン用に独自に改悪したもの。久しぶりに使いましたがやっぱりこいつはガブじゃない何か違う生き物でした。ほとんどの攻撃を1発、2発耐え確実にステロを展開します。起点回避の「岩石封じ」と「吠える」、最後にポリ2やヤドラン等の耐久に刺す「毒々」を採用しました。偉い人の言葉を借りると、「ガブの地震は脳裏に焼き付いているので実質技スペは5つ」
使用感はとてもよく、仕事が全くできずにくたばるということはほとんどありませんでした。ちなみに最悪マンムーと初手対面してもステロから入ってくれることが多かったので意外とどうにかなります。
バシャーモ@きあいのタスキ
性格:意地っ張り
特性:かそく
努力:220-4-52-*-4-228
実数:183-155-97-*-91-129
技:膝守る剣舞バトン
調整:冷静ギルガルドのシャドーボール+かげうちを確定耐え
いじ珠ミミッキュのじゃれつく+かげうちを87.4%耐え
とびひざげりで無振りメガガルを確定1発
1加速で最速ゲッコウガ抜き
2加速で最速スカーフガブリアス抜き
解説:
なんの変哲もない襷剣舞バトンバシャ。ただ、1発+先制技を耐えるように少し調整を施しています。初めてまともなバトンバシャ使いましたがその使いやすさに驚きました。ステロ展開から剣舞するバシャを見るとZ技を警戒して後ろに引いてZ技を消費させる動きをしてくれる方が多かったですが、丁度バトンするタイミングでその動きをしてもらうとその瞬間勝ち確定したりしました。
ギャラドス@メガ石
性格:いじっぱり
特性:いかく→かたやぶり
努力:20-252-4-*-12-220
実数:173-194-100-*-122-129
メガ:173-227-130-*-152-129
技:滝登り嚙み砕く地震氷の牙
調整:Hゴツメダメ最小
1加速バトンで最速ゲッコウガ抜き
2加速バトンで最速スカーフガブリアス抜き
解説:
バトン先のため龍舞を切ったフルアタメガギャラ。フルアタにすることで範囲が足りないと感じることは全くなく、さらに火力に補正をかけた上で振り切ったことで火力も十分。普通の龍舞ギャラの課題である積み段階での妨害がバシャによるバトンによって解消されており、ステロが撒いてあればよほどのことがなければ止まらないスーパーエース。ミミッキュが悲しそうにかげうちだけ打ってばけのかわもろとも持っていくときが最高に気持ちいい。
メタグロス@メガ石
性格:ようき
特性:クリアボディ→かたいツメ
努力:140-124-20-*-4-220
実数:173-171-153-*-111-129
メガ:173-181-173-*-131-173
技:頭突きバレパン冷パン地震
調整:Hゴツメダメ最小
ステロダメ+ガブの岩石封じ+A2アップの思念の頭突きで特化レヒレを確定
いじスカガブの地震+鮫肌ダメ高乱数耐え(87.5%)
準速メガマンダ抜き
解説:
裏選出のエース兼サブのバトン先。具体的に言うと相手のパーティにレヒレがいた場合はこちらをバトン先に使っていました。バトン選出ができない場合(ミミッキュレヒレが同居などの場合)はロトム炎で壁を貼ってグロスレヒレでゴリ押し。バトンしなくても鬼のような対面性能でほぼ毎回1匹+αの仕事をこなす蟹。頼むから頭突きを当ててくれ。
カプ・レヒレ@カプZ
性格:ずぶとい
特性:ミストメイカー
努力:236-*-196-4-4-68
実数:175-*-176-116-151-114
技:潮水ムンフォ怒り挑発
調整:いじメガマンダの龍舞捨て身高乱数耐え(93.7%)
ミラーと砂意識の準速バンギラス抜き
H:16n-1 B:11n あまりにも美しい数値
解説:
twitterでグロスレヒレ強くね?という話を聞きグロスを採用していたので一緒に投入。相手のパーティがバンドリやカバドリ、受けループだった場合に絶対に出す。展開系には挑発で展開阻止、もしくは初手にカバやラグを呼ばず展開を遅らせこちらが先に壁を展開することを目指す。カプZ+潮水と挑発のおかげで対面性能の高い。うちのパーティの勝利の女神も兼業している。無性別だけどきっと女の子。
ロトム炎@ひかりのねんど
性格:おくびょう
特性:ふゆう
努力:252-*-4-4-12-236
実数:157-*-128-126-129-149
技:オバヒボルチェン両壁
調整:準速ミミッキュ抜き
D>B DL対策
解説:
グロスレヒレとの縦の相性が良く、壁を貼ってグロスレヒレの対面性能を底上げするために採用。今回の本軸はバトンだったためあまり選出はしなかったが、グロスレヒレヒトムの並び自体は非常に強力で、あとから気づいたがこの選出をした際の勝率は8割を超えていた。このパーティとは別に壁ヒトム+グロスレヒレを本軸としたパーティを使ってみようと思うくらいには強かった。
選出パターンと簡単な立ち回り
表選出1
選出条件:他の選出パターンで行く必要がないとき
1番多い選出。というかこの選出とガブバシャグロスで選出の8割を占める。立ち回りはいたってシンプルでガブが岩封→ステロで確実にステロを撒き余裕があれば相手の耐久ポケモンに毒をぶちこんで吠えてバシャの剣舞の起点と対面したら岩石封じ連打して退場。死に出しバシャが襷を盾に剣舞を積んで裏のポケモンに合わせて加速する回数を調整しつつギャラへバトン。あとは相手が倒れるまで殴る。
表選出2
選出条件:相手のパーティにレヒレがいる場合
ギャラではレヒレに対する処理ルートを用意することが難しく被選出率も高かったため、レヒレに対するより安定した処理ルートを確保した選出。ステロ1回+ガブの岩石封じ1回+メガグロスのA2アップ思念の頭突きでB特化レヒレを確定で落とすことができる。思念の頭突きを当てなければならないため少し不安定。安定した処理ルートなのに不安定とはこれ如何に。
裏選出
選出条件:バンドリカバドリなどの展開系
レヒレで展開妨害して削ってロトム炎が壁貼ってグロスでゴリ押す。
専用選出
選出条件:受けループ
ガブがステロと毒を撒いてレヒレが怒りまくってグロスでゴリ押す。
このパーティの重いポケモン
アシレーヌ、マリルリ
アクジェのせいでタスキバシャでは展開不可。
ナマコブシ
とびだすなかみでエースが殺される。天然であることを祈る。
ドヒドイデ
黒い霧ですべてリセット。対戦ありがとうございました。
胞子が鬱陶しいやつら。加えてガッサはマッパでメガギャラの全抜きを阻害し、モロバレルはメガギャラのA2アップ氷の牙+ステロを高乱数で耐えてクリアスモッグされる。
初手に出されるとバシャよりも加速されて上からバトンできなくなる為剣舞ができない。
このパーティの今後と改善
次のシーズンではメガクチートとメガスピアーが解禁され、おそらくですが他のメガストーン解禁があってもおかしくはないと思います。このパーティの発想元がそもそもクチートがいないからライカガブがさらに使いやすいというものなので、クチートが増えるのは好ましくありません。ただ、メガクチートは足が遅く上からのZ技で案外簡単に落ちてくれる耐久なので(ほんとZ技の火力どうなってんだ)、解禁序盤は爆発的に増えてもシーズン中盤になればその数はある程度落ち着くのではと考えています。そのため、このままの形でもある程度は使えるんじゃないかなと希望的観測を垂れ流し(ryメガスピアーは多分このパーティには刺さってないのでスルーの方向で。
そして改善案ですが、パーティ構築での改善ではなく、自分のプレイングに対する改善になります。バトン選出にあまりにも頼りすぎていたため、重いポケモンを1匹見たら裏選出の線を考え、場合によっては裏選出切り替えるという基本中の基本を忘れていた感じがあります。実際、重いポケモンで上げた連中は裏選出をしていればそれほど重いようには思えません。(マリルリアシレーヌはどう選出しても重いけど)とはいっても他のポケモンとの兼ね合いがあるのでそう簡単にうまくいくものではありませんが、今後もこのパーティはちょこちょこいじりながら使っていきたいと思います。
最後に
最後まで読んでくれた方も途中で読むのをやめた方も、ありがとうございました。来シーズンも頑張りましょう。それではまた。