前語り
お久しぶりです十六茶です。いや誰だよお前って人は初めまして。十六茶です。
数か月前にポケモン勝てねえわ切断バグが流行るわzoom授業がやりにくいとかでうちのじいちゃん教授の機嫌は悪いわでずっとモンハンXXをやってたんですが、いつもモンハンとデュエマで遊んでくれるただ(@MGrizaX)が
みたいな感じで今回の構築の軸を持ってきてくれたのでポケモンを再スタートすることにしました。そんな訳で今回の構築記事はただが持ってきてくれた構築を自分用に弄ったものです。というかもう正直9割パクって1割改悪しました。ただの記事を読んでくだされば僕の記事は読まんでもおkです。よろしくお願いします。
一緒に構築を考えたり使ったりしてたもう2人の記事です。こちらも併せてどうぞ。
並びと中身
成績
じゅうろく 最終1930 676位
わからんけど多分最高は2040くらいだけど証拠ナシ
Dr.Latency 最終2050くらい 108位
おそらく最高は6時半に2070くらいで65位だったと思うけど証拠ナシ
この後ガチで勝ちに行って負けて33-4した。普通にめっちゃ嬉しい。
構築コンセプト
- 高火力先制技で上から縛る
- 交換は最低限
- エスバをDMさせる
構築の概要
対応範囲の広い基本選出+
「基本選出の強さは構築自体の強さ」という話をどこかで聞いたり聞かなかったりするこのご時世ですが、この構築は初手襷悪ウーラオス後発に珠エースバーンとハチマキゴリランダーという、いかにも脳みそが筋肉でできてそうな3匹が基本選出です。
襷悪ウーラオスとDM珠エスバを軸としたこの基本選出の特徴は、行動保障+高火力先制技によって単純な一対一の殴り合いに強いことだけではなく、2匹を使って相手の重めの1匹を処理するという多対一の状況においても処理ルートを確立しやすいことです。例えば、相手のDM珠エスバをウーラオスのふいうちとエスバのキョダイカキュウで処理できたりします。
先制技の性質上、HPが1でも残っていれば行動することができるため、切らずに残すという選択肢が重要になってきます。その先制技が高火力となれば当然その価値は大きくなります。その選択肢を補強するのがとんぼがえり持ちのハチマキゴリランダーです。クッションに使うことで安心して先制技を裏に残すことができることに加え、ゴリラ自身が高火力先制技を打てることが魅力です。1回ぶんの高火力先制技を残せることの恩恵はバカにならず、大きく対応範囲を広げることができます。
「高火力先制技」と「クッションゴリラ」の2点からこの3匹は極めて対応範囲の広い基本選出でした。
殴り合い以外への解答()
そんな訳でこの基本選出の得意分野は殴り合いです。反面、下で挙げるような殴り合いを拒否される構築には分が悪いです。
- ゴリゴリの受けサイクル
- 壁鬼火ドラパキッス(パッチ)展開
- ステロカバキッス(パッチ)展開
- (どくびし展開)みがわりエルフーン
- etc...
これらに対する解答として用意したのが「みがわりチイラミミッキュ」と「スカーフさわぐポリZ」の2匹です。
みがわりチイラミミッキュはDMターンもろとも延長された壁ターンを枯らし、そのままこちらはDMを切ることなく相手の抜きエースを処理することができます。スカーフさわぐポリZはカバのあくび展開を阻害できることに加え、どくびし展開からのエルフーンのみがわりを貫通して処理することができます。
この2匹が殴り合い以外への解答要素を満たしていることはもちろん重要なのですが、それ以上にこの2匹の特筆すべき点はウーラオスエスバ@1と選出する際の@1として自然に組み込めることです。単体のスペックが高いことと構築コンセプトにも沿っていることから、選出のパワーが落ちにくいことがその要因です。
僕の中では構築の5枠はこれで埋まっています。最後の1枠に求められる要素は選出誘導と受けサイクル破壊なのですが、結局自分にとっての最適解を見つけることができませんでした。最終的な妥協案として途中まで使っていた「うずしおほろびラプラス」が入っています。ここの枠はまだいくらでも考察のしようがあると思います。って思ってたけど次のシーズンエスバもゴリラもミミッキュも使えないやんけ...
って思ったそこのアナタ!エスバもゴリラもミミッキュもキッスもカバもアリアリのルールの対戦オフが10月下旬に仙台で開催されるらしいですよ!(ダイレクトマーケティング)
個別紹介
採用順で紹介していきます。調整のダメ計は急所を考慮していません。
珠エースバーン
159(28)-176(188)-103(60)-*-96(4)-168(228)
※キョダイマックス個体
調整意図
補足
誰がどう考えても現環境最強のポケモン。最強のポケモンをDMさせたらもっと最強なのでこの構築ではDMを切るならなるべくこいつになるように立ち回ります。
こちらのエスバは基本後発で選出するため、エスバミラーをする際にはこちらが先にジェットしているか、相手が先にジェットしてることがほとんどです。そのため相手のエースバーンと同速勝負する機会がなく、ふいうちの火力を少しでも上げたかったこともありいじっぱりにしています。
その結果として相手の加速したDMエスバを下から等倍キョダイカキュウで処理できるようになったのですが、その動きに合わせて上からカキュウ(こちらのカキュウを半減で受けられる)→ジェットと動かれると逆に処理されてしまいます。その動きにも対応するために余った努力値を耐久に突っ込みました。この場面以外でも耐久振りが活きてミリ耐えからの1回行動で勝ちみたいなことがそこそこ多かったので、これで正解だったと思います。
襷ウーラオス
175-200(252)-121(4)-*-80-149(252)
※キョダイマックス個体
調整意図
火力が欲しかったのと水ウーラとのインファの打ち合いで下から動けるように意地
補足
どんな構築にも初手投げできるスペックを持ったぶっ壊れポケモン。実際9割初手投げした。
ここで語らねばならないことは、ぱっと見でゲロ重そうに見える初手の偶発対面や後投げされるアッキキッスの処理についてです。対面したら基本はアイヘを連打するのですが、タスキが残っている状態で1回ひるませたらDMしてダイスチルで落としきります。頭おかしい文章なのは重々承知ですが、アッキキッス側もキッスでDMするならなるべくHPを残したいので日差しを連打しなければなりません。そのため自然とひるみの試行回数を稼ぐことができるので、高確率でキッスを処理できます。できてしまいます。ざまあみろお前
ハチマキゴリランダー
193(140)-194(252)-125(116)-*-90-105
※キョダイマックス個体
調整意図
補足
クッション、高火力先制技枠、時にはこいつがDMしてゲームを終わらせに行ったりもする、この構築の名脇役。
耐久調整はされているとはいえ、クッションに使う際にはなるべく先制技が飛んでくる場面を選んでこいつにバックします。例えばこちらの初手ウーラオスが相手の両ウーラオスや襷エスバ、グラスシードではない(アクロバットを持っていない)ゴリランダーなどと対面した際にはウーラオスで1発殴ってから先制技期待でゴリラバック、その後に先制技で切り期待でとんぼを押してウーラオスを再展開します。
また、僕はキョダイマックス個体を採用していますが、頑丈ジバコやミミッキュなど、草食マリルリ以外にはキョダイでなくても勝ててしまいます。通常個体にはDMの殴り合いで下からフィールドを張り替えて、DM終了時に上からグラスラを打てるメリットがあるのでそちらでも全然アリだと思います。
みがわりチイラミミッキュ
132(12)-155(244)-100-*-125-148(252)
調整意図
- みがわり3回でチイラのみを確定で食べる
補足
一緒に構築を考えていた仲間内のみんなはここの枠に「呪いのお札ミミッキュ」を使っていました。ゴーストダイブやダイウォールを駆使すれば同じようにターンを稼ぐことができるからです。僕はミミッキュの剣舞やダイウォールを使うのが死ぬほどヘタクソだったので、できる限りエスバでDMを切れるようにこちらで採用しています。
スカーフさわぐポリZ
161(4)-*-91(4)-183(220)-102(52)-152(228)
調整意図
- ひかえめキッスのダイジェ確定耐え
- 最速スカーフFCロトム抜き
補足
ただが最終日数日前に思いついた最強の5ピース目。
あくび展開とどくびしみがわりエルフーンに対するほぼ完ぺきな解答。なんならドラパガエンミトムキッスとかにも投げられる。
シャドボの枠は悪の波動が入っているのをよく見かけますが、この構築においてはキッスに等倍で通るわミミッキュに抜群で入るわダイホロウは裏の先制技とシナジーがあるわで絶対にシャドボだと思いました。
ダイウォールの媒体となるトリックの枠はわるだくみとの選択です。ここは個人的にこだわりわるだくみDMが怖かったのでトリックにしています。どっちみちダイウォール以外では1回も押しませんでした。
渦潮滅びラプラス
237(252)-*-129(140)-106(4)-117(12)-93(100)
※マジで意味ないけどキョダイマックス個体
調整意図
補足
メインの仕事は選出画面での威圧。初手にウーラオスやパッチラゴン、ジバコイルなどを呼び込み、こいつのDMを枯らすために裏にHDポリ2を選出してもらいます。
ねむるとまもるはほろびのうたの補助はもちろん、1匹処理した後のTODの手助けとなります。広角レンズを持つことでうずしおの命中率が93%になりますが、一時期一緒にこいつを使っていたでっぱはドヒドイデに外していました。
ここの枠は選出誘導と受け対策以外に制約がないため、構築を一緒に考えてくれた仲間内では「アッキステロカバ」や「まとわりつく呪いドラパ」や「ねむるゴチルゼル」などが入っていました。
後語り
久しぶりに集まった昔なじみのメンツであーでもねーこーでもねーって構築やプレイングやら調整を考えたり、シーズン終わり数日前に一緒に構築を使ったり考えたりしてた中心メンツの4人が全員2ROM2000して「実質8ROM2000やんけ!」ってゲラゲラ笑ってたのが最高に楽しかった。またこういうのやろうや。
ここまで読んでくださった方も途中で読むのをやめた方もありがとうございました。質問などがありましたら@pokexcelのDMやリプまでお気軽にどうぞ。それでは失礼します。
スペシャルサンクス
ポケモンやろうぜ!って誘ってくれたうえに今回の軸を持ってきてくれたただ
一緒に構築を使ったり考えたりしてくれたよしこぽけとでっぱ