前語り
こんにちは。十六茶です。対戦して頂いた方々ありがとうございました。
約1年振りにレート2000に到達できたので記事を書きたいと思います。
2000到達&最高レート時の写真↑ ↓最終結果
構築経緯
簡易的な構築経緯です。上から順に採用しました。
ステロ撒き兼ストッパー。マンダの身代わりを破壊するために意地。
エース。ステロ+めざ氷でマンダランド狩り。相棒。
対面処理のプロ。HBメガネでクチート軸を破壊したかった。
グロスやミミッキュへのクッション。鈍いでマンダの起点にならない。
崩し兼裏エース。珠めざ電気でレヒレカグヤやカバマンダガルドに刺したかった。
補完枠。皮を盾に対面処理したり挑発剣舞で崩したり。
こちらの構築記事を参考にさせて頂きました。
<詳細な構築経緯(クリックで表示)>
多くの構築に投入されるマンダの耐久ラインの低下に伴い
- 意地ランドの岩石封じでマンダの身代わりを威嚇込でも高確率で破壊できる。
- ステロ+バシャのめざ氷でマンダが高確率で落ちる。
以上の2点に注目し、昔ながらのの2匹から構築を組み始めた。
この2匹を使う以上避けて通れないのが相手のゲッコウガであり、前期結果を残したタスキゲッコウガの増加が予想されることからスカーフダスト以外の型のゲッコウガなら対面から処理できるスカーフを3匹目に採用した。
以上の3匹ではメタグロスやミミッキュ、キノガッサといった対面に自信ニキたちに絶対勝てないので鈍いを採用した。相手のテテフへの受け先になったり、最低限マンダの起点にならないことなど、このパーティに足りないクッション要素にもなってくれた。
以上の4匹ではカバマンダに明確な回答を用意することができなかったので、キャスで友人が使用していた身代わり草Zを採用した。技構成は草結び/冷ビ/悪波/身代わりで、カバマンダガルドに対してアドが取れる構成になっている。また、レヒレをこいつで崩してバシャを通すという役割破壊にも期待した。
最後に受け回しに対する崩し要素が全くない事、相手のバシャが先に加速したら負け確であること、アーゴヨンに対するストッパーといった様々な役割をこなせるポケモンを探したところ挑発呪いに行き着きこれを採用した。
以上の6匹で第10回JPNOPENに参加し、運が良い事に準優勝という結果を収める事が出来た。
実際にこの構築を使ってレートに潜っていたところ、18を超えた辺りからタスキゲッコウガとマッチングすることが少なくなり、その代わりにクチート軸にマッチングすることがかなり多くなった。さらに、草Zゲッコウガという1発限りの地雷が全く決まらないということや、ドヒド入りの受け回しに全く勝てない、ミミッキュの選出率が全く上がらないことなど問題を山ほど発見した。
これらの問題を解決するためにをクチート軸や受け回しに強いHBメガネに、を草Zと似た役割を持ちつつドヒドを役割破壊できる珠めざ電にして最後まで使用した。は挑発呪いの枠がどうしてもしっくりこず、最終日付近でもコロコロ変えながら使用していた。呪いがあってもどうせゴーリに勝てないことに気づいてからは呪い→剣舞となり挑発剣舞の2枠に落ち着いた。
個体紹介
意地ステロランド
<主要ダメ計>
めざ氷メガバシャ
155( )-220(156)-90( )-177(212)-100( )-138(140)
フレアドライブ/とびひざげり/めざめるパワー氷/まもる
<調整>
鈍いナットレイ
<主要ダメ計>
- 特化テテフのフィールドサイキネを乱数99.8%で3耐え
- 特化眼鏡テテフのフィールドサイキネを乱数99.6%で2耐え
- バシャにフレドラで落とされた場合、反動ダメ(60)+鉄のトゲ(19)で裏の珠ゲコの手裏剣2発圏内に入る。
HB眼鏡テテフ
175(236)-×( )-117(172)-170(36)-136(4)-123(60)
サイコキネシス/サイコショック/ムーンフォース/きあいだま
<調整>
- フィールドサイキネで157-116のメガクチを乱数81.6%で2発
- メガクチのじゃれを乱数93.7%で耐え
- ステロ+メガバシャのフレドラを乱数75%で耐え
- アゴのヘドウェ確定耐え
- 準速ガッサ抜き
珠めざ電ゲッコウガ
<主要ダメ計>
- 冷凍ビームで212-110カバを乱数25%で1発
- ナットの鉄のトゲ+悪波で167-131グロスが75%の乱数で1発
- めざ電でドヒドイデを黒いヘドロの回復込みで確定2発
- めざ電で204-132カグヤを確定2発
- めざ電でH振りレヒレを確定2発
- 手裏剣でメガバシャを確定4発
挑発剣舞HABミミッキュ
<主要ダメ計>
選出パターンと基本的な立ち回り
基本選出@2
や入り、軸、軸、が入っていない軸を除くほぼすべての構築に対して初手にランドを投げてました。意識したことは
- ステロは無理してまで撒かないこと
- 残せるならなるべくランドは残すこと
の2つです。ステロはあくまで火力補助やタスキ潰しのために撒くのであり必ずしも必要ではなく、タスキを温存した対面処理や威嚇を利用したクッションの方が重要な場合が結構多いです。体感ではステロを撒いた試合は全体の3割~4割程度だったかと思います。
@2候補
他の選出
@2
@2
初手ジャローダのへびにらみからリフストで全員死ぬパターンがあまりにも多すぎたので、ジャロを見たら初手にゲコを置いてめざ電でにらみを空かすプレイングをしてました。裏はそのパーティに応じてって感じで。
重い並びやポケモン
(or)
ルカリオを出される方がキツい。ガッサの枠がタスキゲコなパターンほぼ降参。
後語り
1年振りに20に到達できたものの、そこから1勝できないどころか20から落ちてから二度と20に戻ることもできませんでした。力不足以外の何物でもないです。とはいえ、この構築の原型となる構築を使ってJPNOPENで準優勝できたのはとてもうれしく思います。僕はバシャーモというポケモンが大好きなのですが、お世辞にもバシャが今の環境に刺さっているとは言い難く使うのに苦労しました。というか今も苦労しています。ですが、バシャが手持ちにいないとレートに潜ろうというモチベが上がらない病気を患ってしまったので今後もバシャーモを使い続けていくのかなと思います。そんなわけでまたどこかで。