切り札はいつだって悪手

ポケモンの事を書きます。多分。

SMシングルシーズン1 最高1986 自己暗示亜キュウコン初手一本釣り構築

さっきぶりです。サンムーンが楽しくてtoeicをぶん投げそうになっている十六茶です(二度目)。今回は2番目に使用したパーティの記録です。

 

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 このパーティを組んだ構築経緯

まず、Aキュウコンの先発誘導能力の高さが今の環境(Zワザメガシンカ等の火力インフレによる対面構築や積み構築の増加)に刺さるのではと思い、Aキュウコンを見せポケとしてパーティに入れるところから構築を組み始めました。そして次にキュウコンで一本釣りした毒、鋼、炎などのポケモンを軒並み起点にでき、環境に多いポリ2を一撃で沈めることができるドラゴンZガブをパーティに入れ、残りは補完という感じでパーティが完成しました。

 

個体説明

f:id:pokexcel:20170720162349p:plainアローラキュウコンきあいのタスキ

性格:おっとり

特性:ゆきふらし
努力値:0-36-0-252-0-220
実数値:148-92-85-146-120-157
技:フリーズドライ こおりのいぶき こおりのつぶて じこあんじ
見せポケ。隣にギャラを置くとより一層”っぽく”なる。そんな訳で一番の仕事は相手の先発誘導です。
そしてこいつは今回の地雷枠でもあります。じこあんじでZテクスチャーをしたポリZやナインエボルブーストをしたイーブイの能力変化をコピーし、こちらはその能力変化を貫通するこおりのいぶきで奇襲をしかけます。びっくりするくらい上手に決まることが多く、じこあんじを打つとき「ふはははははは!これがレートの闇だあああああ!」とか言いながら技選択していました。一回このセリフを言った直後に相手のポリZの10万で麻痺して後ろで見てた弟に大爆笑された。フリドラはポリ2の後ろにギャラが控えていることが多いこと、雨パに対する回答として採用したが、正直いらなかった。こおりのつぶても同様。オーロラベールと何かにした方が絶対強い。

f:id:pokexcel:20170720162331p:plainギャラドスゴツゴツメット

性格:わんぱく

特性:いかく
努力値:244-20-148-*-4-92
実数値:201-148-129-*-121-113
技:こおりのキバ じしん どくどく ちょうはつ
Aキュウコンの横に置くことで相手はコイツが今にも踊り出しそうに見える錯覚に陥る。が、実際は普通のゴツメギャラドス。S調整は準速ガルド抜き。A調整はブレードのガルドをじしんで高乱数1発で落とせるまで。久しぶりにゴツメギャラ使ったけど超強いわコイツ。1900超えるとガルガブゲンが増えてきたので、ガルガブを見る枠として重宝しました。テンプレだから話すことねーなコイツ。あと多分Sの調整をする必要はなかった。

f:id:pokexcel:20170720162323p:plainハッサム@メガストー

性格:いじっぱり

特性:テクニシャン
努力値:236-20-0-*-252-0
実数値(メガ前):175-168-120-*-132-85
実数値(メガ後):175-190-160-*-152-95
技:バレットパンチ とんぼがえり はねやすめ どくどく
上段にキュウコンギャラドスと配置することによってキュウコンの下に位置するこいつが今にも踊り狂いそうに見える病気に相手は侵されてしまう。実際は毒羽HD。調整はバレットパンチで無振りミミッキュが確定で落ちるまで振り、残りをHDに振ったらいい感じにHが16n-1でコケコの10万を二耐えする調整になってくれた。
基本的な運用方法はテテフやポリ2に対して後出しをして毒を撒いたりとんぼがえりしてサイクル。めざ炎テテフには土下座するしかない。
見せ合い時点で剣舞型に見えることから、ギャラドスバルジーナがよく後投げされるため、裏にそいつらがいる場合は積極的に交換読みどくどくを打っていた。ガブとの縦の並びがよく、しかも毒を外さない良い子だった。コイツもテンプレだから話すことねーな。

f:id:pokexcel:20170720162229p:plainカプ・コケコ@こだわりスカーフ

性格:控えめ

特性:エレキメイカー
努力値:0-0-0-244-84-180
実数値:145-121-105-161-106-173
技:10万ボルト ボルトチェンジ マジカルシャイン とんぼ返り
ここまで破ったパルや舞ったギャラが死ぬほど重かったため採用。よくいるスカーフコケコを自分なりに改悪した。頻発するコケコ対面を制するべく臆病コケコのマジシャを超高乱数2耐えするまでDに振り、残りをCSに。性格をひかえめにしたため2回舞ったギャラ、一回舞ったようきメガマンダ、雨下のグドラが抜けないが、ギャラにはゴツメギャラを投げ、マンダにはパーティ単位で舞わせないように立ち回り、グドラは相手の雨起動要因を素早く処理するルート(初手コケコボルチェン→ぺリタスキ耐え→ギャラ投げ→ぺリとんぼ→ゴツメで死亡)を作っていた為特に困ることは無かった。むしろ若干火力が上がり調整によるミリ耐えが少なくなった。

f:id:pokexcel:20170720162312p:plainガブリアス@ドラゴンZ

性格:いじっぱり

特性:さめはだ
努力値:140-252-4-*-92-20
実数値:201-200-116-*-117-125
技:げきりん じしん ほのおのキバ つるぎのまい
前述の通り、キュウコンが一本釣りしたポケモンを起点にして場を荒らす為に採用。調整はメガネコケコのマジシャ高乱数耐え。ギルガルドシャドーボール高乱数2耐え。最速カグヤ抜き。剣舞ドラゴンバーンで特化ポリ2を高乱数で落とせる。
基本的に先発で投げてキュウコンで誘導したポケモンと対面させて引かせ、そのタイミングで剣舞を積んでドラゴンバーンを叩き込んでそのまま押し切る。という流れが理想です。耐久に振られていることにより普通にサイクルに入ることができるのもこのガブの強いところでした。
コケコと対面したときに剣舞を押すか地震を押すかで毎回迷いましたが、チキって地震を押して、ポリ2に引かれて「もったいね~」とよく言っていました。
Sに振らないデメリットを感じることは少なく、ADガブはまだまだ現役だなと感じました。
ADガブは最強。

f:id:pokexcel:20170720162259p:plainシャンデラ@こだわりメガネ

性格:ひかえめ

特性:もらいび
努力値:252-*-4-4-236-12
実数値:167-*-111-182-140-102
技:シャドーボール オーバーヒート かえんほうしゃ エナジーボール
キュウコンが呼ぶポケモンとしてゲンガーやテッカグヤメタグロスなど、ガブで処理しきれないポケモンを処理するために採用。交換先にメガネオーバーヒートをぶちかまして去っていく幽霊。シャンデラはやっぱりメガネだわ。最初期は無振りメガゲンのシャドボ耐えで運用していたが、CSゲンガーがあまりにも多かったためHDにほぼ振り切った。それでも道連れとかかなしばりで処理妨害してくるからゲンガーはやっぱりつええなと思った。
今思ったんだけどガブゲン対面って相手はスカガブを想定しなきゃいけないから最初引くんじゃね…?

このパーティの改善点

ゲンガーとレヒレとカグヤがクソ重い。特にレヒレに対する安定した引き先というものがこのパーティには存在せず、レヒレ以外には全く刺さっていないコケコを選出しなければならないパターンも多かった。
ゲンガーの処理はシャンデラとコケコハッサムのサイクルに任せているが、こいつの幅の広さはやっぱり異常。ありとあらゆる手段で処理を妨害してくるため、上から一発で落とせるポケモンが欲しいとn回思った。
カグヤの処理はコケコかシャンデラだが、チョッキをきたカグヤも多くコケコでは返り討ちに遭うためシャンデラを選出したいが、カグヤ以外にそんなに刺さっていない。というパターンが多く、迷った末コケコでの処理を試みて結果やっぱりチョッキでした、みたいなことが多々あった。
シャンデラの選出率が低いため、ほかの型やほかのポケモンを検討。

 

シーズン1感想

見ての通り清々しいほどの偽装構築です。キュウコンはオーロラを張らないで自己暗示とかいう意味わかんないことするわ、ギャラは舞わないでヘルメット被ってるわ、ハッサムも舞わないで毒撒いてくるわで、極めつけはガブリアスがなんか遅い上に超火力だわでとても自分好みなパーティに仕上がりました。結果は最高レート1986でした。2000チャレンジで負けてそのあと一気に溶かして、っていう感じですね。(厳密には1700代と当たったため2000チャレンジではなかった)2000行けなかったのはとても悔しいですが、キュウコンの新しい使い方を発掘したり、ADガブはまだまだ行けるということが確認できたため、それらをバンク解禁後のレートに生かしていけたらいいなと思っています。あと剣舞バーン最高に楽しかったです。皆さんもぜひ試してみてください。本来ガブリアスを完璧に受ける事ができるポリ2を一撃で吹き飛ばす快感。二度と普通のガブが使えなくなりますよ?(個人差があります)それではここまで読んでくれた方も読んでくれなかった方も、ありがとうございました。お疲れ様です。